迷いをなくすダッシュボード活用術とカスタマイズ方法

1.はじめに

アドエビスの設定も完了し、基本的なコンバージョン数やクリック数などは確認できるようになったものの、アドエビスには他にもいろいろな画面があり、「今使っている画面以外にも、もっと使える機能や画面があるのでは?」と思われる方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、管理画面にログインしてまず目にすることになる「ダッシュボード」機能について、その役割と活用方法を詳しく解説します。前回の「便利なビュー機能」で学んだ表示条件を、より効率的に俯瞰するための「自分専用の管理画面」を作っていきましょう。
※こちらは2026年2月時点での機能情報になります。
※ご契約プランや権限により、使用できない機能がございます。

1-1.この学習でのゴール

  • ダッシュボードの役割を理解し、分析の起点として活用できる。
  • 自社のKPIに合わせてウィジェットの追加・配置変更などのカスタマイズができる。
  • ダッシュボードから異常を察知し、詳細な分析画面へ遷移する判断基準を身につける。

1-2.こんな方にオススメ

  • 複数の媒体を運用しており、毎朝の進捗確認に時間がかかっている方。
  • 「とりあえずログインはするが、どこから見ればいいか決まっていない」という方。
  • チームや上司に報告すべき主要指標を一目で把握したい方。

2.ダッシュボードを「分析の起点」にする

アドエビスには多くの分析画面がありますが、その中でもダッシュボードは「分析のはじまり」の役割を担います。詳細な分析(カテゴリ分析や詳細分析)に入る前に、まずは全体に「異常」がないかをパッと確認するための画面です。

2-1.ダッシュボードの全体像

ダッシュボードは、複数の「ウィジェット(グラフや表のパーツ)」で構成されています。広告予算の消化進捗や、媒体別の成果推移など、皆さんが「毎日必ずチェックしたい数字」を1枚の画面に集約できます。

2-2.主要ウィジェットの見方と気づきのポイント

標準で用意されているウィジェットからは、以下のような「予兆」を読み取ることができます。

  • 全体概況(進捗管理)
    今月の目標に対する「広告コストの着地見込み」や「コンバージョンの目標進捗率」を確認します。月半ばで予算を使いすぎていないか、逆にコンバージョンが未達傾向にないか、着地予測を立てる起点になります。
  • 日別推移(異常検知)
    昨日や一昨日の数字が急激に跳ねたり、落ち込んだりしていないかを確認します。サイトの不具合や、競合の出現、広告の停止などにいち早く気づくためのポイントです。

2-3.カスタマイズで「自分専用の管理画面」を作る

ダッシュボードの最大の特長は、自分の見たい指標に合わせて自由に作り替えられる点です。

  1. 表示しているカードを変更
    カードの右上にある「︙」ボタンから、カードの編集ができます。
  2. 表示するカードを追加
    「+」ボタンより表示する指標や対象コンバージョン、目標金額の入力をすれば新規カードを追加できます。
  3. 媒体ごとに成果を確認
    より深掘り分析をしたい場合は、「媒体ごとに成果を確認」をクリックするとカテゴリ分析画面に遷移します。

3.PDCA活用シーン

ダッシュボードを活用した、現場での具体的なアクションフローをご紹介します。

毎朝の進捗確認

  • 全体俯瞰
    出社後、アドエビスにログイン。今月の広告コストやコンバージョンの着地予測に問題がないか1分で確認。
  • 異常察知
    ダッシュボードの下部にある「着地数に前月より大きく変化がある媒体は?」に特定媒体が表示されている。
  • ドリルダウン(深掘り)
    「変化した要因を探す」をクリックし、カテゴリ分析画面に遷移する。
  • 原因特定
    カテゴリ分析画面では、期間比較と特定の媒体種別に絞り込みがされているため、どのキャンペーンや広告の成果が大きく低下しているかを特定する。
  • アクション
    異常が確認された広告を一時停止、または入札調整を行う。

このように、ダッシュボードを「深掘りすべき場所を見つけるための起点」として使うことで、迷わず改善アクションにつなげることができます。

4.おわりに

ダッシュボードは「一度作って終わり」のレポートではありません。運用のフェーズや注力しているKPIが変われば、並べる数字も変わるはずです。

「今の設定で、異常にすぐ気づけるか?」という視点で、ぜひ定期的にカスタマイズを試してみてください。もし「どの指標を並べるべきか迷う」という場合は、カスタマーサクセスへお気軽にご相談ください。

次回は、今回見つけた異常をさらに深掘りするための「カテゴリ分析画面と詳細分析」について詳しく解説します。全体を把握した後は、いよいよ個別の施策評価へと進んでいきましょう。

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