【レポート作成手順】施策比較レポート編
アドエビスの設定が完了し、いざ分析開始！となったものの、「週次や月次での報告の場で使うレポートにアドエビスのデータを落とし込むにはどうしたらいいんだろう？」と迷われる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、アドエビス管理画面からダウンロードしたデータをカスタマイズしてレポーティングしたい方向けに、多くの企業でご活用いただいている施策比較レポートフォーマットのサンプルと作成手順をご紹介します。
※ご案内するExcelの操作につきましては、ツール側の仕様変更などにより保証はできませんので、ご参考までとご認識ください。
1.こんな方にオススメ
- コストをもとに各施策を評価したい方
- 施策の目的別に成果を比較したい方
2.レポートフォーマットサンプル
今回ご紹介するのは、施策別に成果や費用対効果を確認するためのレポートです。
獲得系施策と認知系施策は施策目的・評価する指標が異なるため、施策の目的に合わせて評価指標を変えて見ていくことが、正しい評価をするためには重要です。
作成難易度：低
作成目安時間：10分
管理画面内[カテゴリ分析]でも、レポートサンプルと同じ指標を表示させたデータの確認が可能です。
ただし、アドエビスの広告グループ名などで獲得系施策か認知系施策かがわかる名称を登録していないが、施策の目的で分けて数値確認をしたい場合や、アドエビス上にはない指標を確認したい場合は、レポートを作成する等して用途に合わせた方法で確認をしてみましょう。
（アドエビス上にはない指標の例は、4.カスタマイズ例でご紹介します。）
3.レポート作成手順
(1)管理画面[広告>カテゴリ分析]から必要データをダウンロード
- 該当期間を設定
- 「項目切替」からレポートにしたい集計軸・表示項目を指定
A：サンプルでは「1列目：媒体種別」「2列目：広告グループ1」を指定
B：サンプルでは「表示回数/クリック数/CTR/CV(CV別)/CVR(CV別)/間接効果(合計)/直間比率(直接)/直間比率(間接)/初回接触/再配分CV/売上総額/広告コスト/CPA/TCPA」を指定 - 絞り込みをする場合は「フィルタ」からフィルタリングしたい項目を指定
- 「エクスポート」からデータ出力
(2)レポートの整形
取り出したデータをExcel等に貼り付け、任意の体裁に整形する。
4.カスタマイズ例
アドエビスでレポートにしたい集計軸・表示項目の指定を変えることで、データの粒度や指標を変えることが可能です。
また、アドエビスから抽出したデータを集計し、指標を加えていただくことも可能です。
例えば、直接効果÷初回接触で直接効果割合を算出することができます。
直接効果割合...直接効果割合が小さい場合、初回接触で貢献していることが多く、間接的な貢献度が高い施策であると言える
フィルタで獲得系施策のみに絞り込みを行うことで、レポートサンプルのように施策の目的毎にそれぞれのレポートを作成することが可能です。また、認知系施策は再配分CVや間接効果を重要な確認指標として設定するなど、施策の目的に合わせて確認指標を変え、そこから分かったことや仮説をもとに出稿量を調整するなど、施策比較レポートを活用してみましょう。
