アドエビスの各機能をご紹介!

アドエビスの設定も完了し、基本的なCV数やクリック数などは確認できるようになったものの、アドエビスには他にもいろいろな画面があり、今使っている画面以外にも、もっと使える機能や画面があるのでは?と思われる方も多いのではないでしょうか。

そこで、本記事ではアドエビスの機能別活用方法ご紹介ページをおまとめしています。気になる機能があれば、どんな機能なのか、自社の運用に使えそうかを確認してみましょう。

※こちらは2024年7月時点での機能情報になります。
※ご契約プランや権限により、使用できない機能がございます。

1.基本機能編

まずは管理画面[広告]の中で、多くのお客様に利用される機能をご紹介します。広告の成果を把握するための画面をいくつかご紹介しますが、データを表示する軸が、媒体単位なのか日単位なのかなどによって機能が分かれております。どの機能を使うと見たいデータが表示されるのかを覚えておきましょう。

1-1.共通機能

カレンダーの設定やデータのエクスポートなど、各画面で使える共通の機能です。
見たいデータを出すために、最低限覚えておくべき機能になりますので、ぜひご確認ください。
【新バージョン】画面共通操作について

  • 期間設定
  • 項目切り替え
  • フィルタ
  • ビュー
  • エクスポート

1-2.ダッシュボード

コンバージョン数や広告予算消化率・CPA・ROASといった主要指標の進捗状況を、ダッシュボードに集約し可視化することができる機能です。
【新バージョン】ダッシュボード画面について

1-3.カテゴリ分析

計測データを「媒体種別、広告グループ」単位といった、各カテゴリごとに評価することができる機能です。
【新バージョン】カテゴリ分析画面について

1-4.期間分析

計測データを、日別・月別・曜日別・時間帯別で確認することができます。そのため、時間軸の傾向分析が可能となります。
【新バージョン】期間分析画面について

1-5.コンバージョン属性

コンバージョンしたユーザーの、会員番号や売上金額などの属性情報を確認することができます。また、1コンバージョンごとにフローが表示されるため、ユーザーの属性情報とコンバージョンフローに傾向があるのかなどを確認できます。
【新バージョン】コンバージョン属性画面について

1-6.基本運用例

ここまで紹介した基本機能を使った、日々のアドエビスの運用方法を動画を使ってご紹介します。毎日の進捗確認や、週次、月次の施策比較でアドエビスを確認し、その結果をもとに行った改善施策がどんな成果につながったのかを結果検証として、再度アドエビスを確認するイメージになります。
各ステップで見るべきオススメ機能を動画で紹介していますので、ぜひ確認してみてください。

【活用動画】アドエビスの運用の一例

2.応用機能編

基本機能で紹介したデータよりも、より細かいデータを確認したりサイト内のページを分析したいという方に、よく利用される機能をご紹介します。基本機能では媒体単位や日単位でのデータでしたが、応用機能にはユーザー単位のデータが表示できる機能もあります。

2-1.詳細分析

計測データを最も細かい粒度で確認することができ、詳細な施策評価が行えます。
「広告」タブでは広告ID単位での計測結果を確認することができるため、入稿用URLを設定されている単位で施策の分析が可能です。
「全トラフィック」タブでは、広告以外(自然検索、ダイレクト、外部リンク)も含めて計測結果が表示されます。
そのためオーガニックと広告効果を比較したり、またフィルタも活用することで、特定のチャネルのみの成果も表示させることができます。

【新バージョン】詳細分析画面について

2-2.ランディングページ分析

ランディングページドメインやランディングページURLごとに評価できます。
「広告」タブでは広告成果のみが表示され、媒体種別や広告グループ1・2など確認したい粒度で貢献度の高いランディングページやコンテンツを確認することができます。
また、「全トラフィック」タブでは全ての流入チャネルからの成果を確認することができるため、同じランディングページでも流入チャネルの違いによって、どのような傾向があるかなどの分析にご活用ください。

【新バージョン】ランディングページ分析の仕様について

2-3.コンバージョンフロー

コンバージョンに至るまでのチャネルや、広告情報の接触フローを確認することができます。接触フローを確認することで、「CVしやすい広告やチャネルの組み合わせ」を把握することができます。
接触フローを広告に絞り込んで確認することができるため、「特定の初回接触となっている媒体がどの媒体の直接効果に貢献しているのか」といった視点での分析も可能です。

【新バージョン】コンバージョンフロー画面について

2-4.サイトコンテンツ機能

サイト内回遊やコンテンツページの貢献度を検証します。「サイト内」として計測設定したページのPVがどれくらいCVに貢献したかをアトリビューション評価できる機能です。
また、コンテンツカテゴリを設定いただくことで、1つ1つのページ毎の成果だけではなく、グルーピングしたカテゴリ毎の成果がご確認いただけます。

【新バージョン】サイト内(サイトコンテンツ)計測について

2-5.オフラインデータとの突合

アドエビスのコンバージョン属性データと基幹システムのデータを突合することで、Web上のコンバージョンとオフラインでの成約データなどを一気通貫で確認することができます。どの広告が一番成約につながっているのかなどを確認できるようになることで、売り上げをベースに施策の比較検討が可能です。

オフラインデータとの突合方法(【理想のレポート別】アドエビスとGA4の違い)

2-6.コストアロケーション分析

投資コストとコンバージョンの獲得状況から生産性をスコアリングし、抑制可能コストを算出することができます。これにより、広告予算最適化のヒントが得られます。

【新バージョン】コストアロケーション分析画面について

2-7.サイト内分析

サイト内のページを、ページ別や経路別に分析ができる画面です。こちらの分析画面はご契約プランによってはご利用できないため、ご注意ください。

ページ別分析

ページID、ディレクトリなどの集計軸を組み合わせて、PV、SU、UU数などサイト分析における基本的な指標を確認することができます。下記のような目的でご活用いただけます。

  • 閲覧頻度の多いページに改善のリソースを強化したり、不要なページを排除したりする。
  • 離脱の原因となっているページを確認して改善に力を入れる。

【新バージョン】サイト内分析_ページ別分析画面の仕様、画面説明について

経路分析

サイトに訪れたユーザーの1セッションの中で、どの順番で、どのページを見ているかといった動線を可視化することができます。ユーザー行動傾向を把握して分析をすることで、成功施策の横展開をしたり、サイト内導線やLPの改善にご活用いただけます。

【新バージョン】サイト内分析_経路分析画面の仕様、画面説明について

期間分析

サイトの閲覧状況を期間別に確認することができます。時期の違いによる顧客の態度変容や日単位でのPV数の増加率などを確認し、以下のように活用することができます。

  • ユーザー行動の時期別・時間別などの傾向を分析し、施策全体の改善に活用したり、キャンペーンの開始時期を検討する。
  • 目標の進捗具合を追いかけるために利用する。

【新バージョン】サイト内分析_期間分析画面の仕様、画面説明について

3.おわりに

今回ご紹介したように、アドエビスにはさまざまが機能があり、機能によってできることが異なっています。
全部の機能を活用しなければならない、と思ってしまう方もいらっしゃるかと思いますが、何を改善したいのか?どんな示唆を得たいのか?など、目的に合わせて適切な機能を選んで利用してもらえると嬉しいです。どの機能でどんなデータが見れるのか、自分がやりたいことはどの機能でできるのかがわからない時は、カスタマーサクセスにもお気軽にご相談ください。

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