【レポート作成手順】直接×初回流入経路分析

アドエビスの設定が完了し、いざ分析開始!となったものの、「週次や月次での報告の場で使うレポートにアドエビスのデータを落とし込むにはどうしたらいいんだろう?」と迷われる方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、アドエビス管理からダウンロードしたデータをカスタマイズしてレポーティングしたい方向けに、多くの企業でご活用いただいているレポートフォーマットのサンプルと作成手順をご紹介します。

※ご案内するExcelの操作につきましては、ツール側の仕様変更などにより保証はできませんので、ご参考までとご認識ください。

1.こんな方にオススメ

  • CVしやすい経路を知りたい方
  • 複数媒体を運用している方

2.レポートフォーマットサンプル

今回ご紹介するのは、CVに至るまでの直接効果と初回接触の流入経路を分析、評価するためのレポートです。
直接効果と初回接触の組み合わせの傾向を確認することができるようになります。ユーザーがCVしやすい経路の傾向を読み解くことで、施策設計の参考にしていただけます。

作成難易度:低
作成目安時間:15分

管理画面内[コンバージョンフロー]でも、直接効果と初回接触の組み合わせの傾向を確認することは可能です。しかし、媒体内割合は管理画面では算出できないため、割合まで確認したい場合はレポートを作成するなど、自社に合った方法で確認をしてみましょう。

3.レポート作成手順

(1)管理画面[広告>コンバージョンフロー]から必要データをダウンロード

  1. 該当期間を選択
  2. 「項目切替」からレポートにしたい指標軸・項目を指定
    A:サンプルでは「CV名」を指定
    B:サンプルでは「直接効果/初回接触/媒体種別」を指定
  3. 絞り込みをする場合は「フィルタ」からフィルタリングしたい項目を指定
  4. 「エクスポート」からデータ出力

(2)データの集計

  1. 「CV名」を選択
  2. ツールバー「データ>フィルタ」を選択

「直接効果」の「▽」より「昇順」を選択

(3)割合を追加

割合:各行のCV数÷各媒体のCV数で算出

(4)作成した表を任意の体裁に整形

サンプルでは割合にカラースケールを追加
「ホーム>条件付き書式>カラースケール>任意のルール」を選択

4.カスタマイズ例

「直接×初回」の順ではなく「初回×直接」にすることも可能です。
認知広告を施策の軸としている場合は、「初回×直接」にカスタマイズすることで直感的にデータを確認いただけます。

集計粒度媒体種別単位、広告グループ単位、広告単位など、粒度を変えてデータを抽出することが可能です。
対象CV複数のCVポイントの計測をしている場合、必要なCVだけ絞ってデータを抽出することが可能です。

直接×初回流入経路分析のレポートを作成することで、どの媒体の組み合わせでしやすいのかの勝ちパターンを見つけることが可能になります。カスタマイズ例で紹介しているように、広告グループ単位で確認するなど、粒度を変えてみることで、より施策に生かせるような発見につながるかもしれません。

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