【サイト内の分析】コンテンツカテゴリの活用方法

記事コンテンツの作成担当の方は、自身が作った記事のCV貢献度が気になるのではないでしょうか。
アドエビスでは、サイト内の記事コンテンツの評価も可能です。

「コンテンツカテゴリ」を設定すると、サイト回遊して記事に流入後、CVにつながったかどうかを評価できます。
自社サイトで記事コンテンツを運用されている方は、ぜひ「コンテンツカテゴリ」をご活用ください。

1. コンテンツカテゴリとは

指定したページへ流入したユーザーがどれほどCVしたのかを可視化できるようになり、CVへの貢献度が高いページを分析できます。

例)下記の動線において、「Cページ」のPVがどれくらいCVへ貢献しているかを確認したい場合、サイトコンテンツ計測にて「Cページ」のURLを設定します。
  設定前は「A広告」にCVがカウントされていましたが、「Cページ」にCVをカウントすることができます。

また、指定したページを「SEO記事」「コラム」「○○訴求」など任意の名称でカテゴライズし、カテゴリごとにCVなどのデータを確認できます。

※下記コラムのような、CV数を向上させるために用意している特定のコンテンツページをご設定いただくことが多いようお見受けしております。

コンテンツカテゴリを設定したデータは、以下の画面にて確認できます。

  • ランディングページ分析
  • コンバージョン属性
  • コンバージョンフロー

▼ランディングページ分析画面

※コンテンツカテゴリを設定していない状態では、サイト流入時のランディングページのみのデータを確認できます。コンテンツカテゴリを設定すると、サイト流入後に回遊し、指定したページに遷移した場合も含めデータが表示されるようになります。

▼コンバージョン属性画面

▼コンバージョンフロー画面

2. 活用例

コンテンツカテゴリを設定しデータが見れるようになると、以下のように活用できます。

ランディングページ分析画面

※データ、仮説等はダミーです

≪データから分かること≫
コンテンツカテゴリ「コラム」の中でも、Cookie関連ページは流入もCVも多く、GA4関連ページは流入数が少ない割に、間接効果(合計)が多い。

≪仮説立て≫
・Cookie関連ページはCV目的で作成したため、狙い通りである。
・GA4関連ページは、今すぐはCVしないがCVポテンシャルのあるユーザーが興味を持つ内容でありCV意欲を高めているのかもしれない。

≪アクション≫
・Cookie関連ページを増やす。獲得効率を高めるためCVまでの動線に課題がないか検討し、改善する。
・より多くの潜在層にGA4関連ページへ流入してもらうため、GA4関連ページへのSEOを強化する。

コンバージョン属性画面・コンバージョンフロー画面

※データ、仮説等はダミーです

≪データから分かること≫
初回接触がGA4関連ページ、直接効果がCookie関連ページであるCVが多い。

≪仮説≫
ユーザーがCVに至るまでの心情の変化を仮説立てる。
┗潜在層はそろそろ計測ツールの導入を検討しており、GA4関連ページに流入しやすいのかもしれない。
┗顕在層はCookie対策がしやすい計測ツールの導入を検討しており、Cookie関連ページに流入したらCVしやすいのかもしれない。

つまり...
・顕在層の数はいつか頭打ちが来るので、潜在層へのリーチは重要。
 GA4関連ページは特に潜在層の興味を引いている。
・引き上げ後の受け皿となるCookie関連ページがアクセスしづらい状況ではCV獲得の機会損失に繋がるかもしれない。

≪アクション≫
・記事が少ない場合、必要に応じて増やす。
・アクセスが足りないと考えられる記事への導線を増やす。

3. 設定方法

基本的には、計測したいページのURL条件を指定する方法で設定ができます。
詳しくは、こちらのサポートページをご参照ください。

※データを確認する際は、フィルタ>集計チャネルにて「クリック+自然検索+ダイレクト+外部リンク+サイト内」を適用させてください。

4. おわりに

コンテンツカテゴリについてご紹介しましたが、活用イメージをつけていただけましたでしょうか?

設定や分析の仕方が分からない場合は、お気軽にサクセス担当やサポートセンターまでご相談ください。

関連記事をみる