クロスデバイス分析で隠れたCVを可視化! CPAを維持しつつ広告費を2.5倍に増やせた方法

株式会社ホワイトプラス様

株式会社ホワイトプラス様

株式会社ホワイトプラス について

株式会社ホワイトプラスは、2009年に設立された「テクノロジー×生活サービス」を展開する企業です。
「新しい日常をつくる」というビジョンのもと、主力事業として累計会員数60万人のネット完結型宅配クリーニング「Lenet(リネット)」を運営しています。衣類、布団、靴、カバンなどの集配から保管までをアプリやWebで提供し、忙しい現代人の「自由な時間」の創出と豊かなライフスタイルの実現を目指しています。

1.こんな方にオススメ

  • SNS施策の効果が見えず予算投下に踏み切れない方
  • オフライン施策の効果の可視化にお悩みの方
  • クリエイティブの効果改善を行いたい方
  • LINE友達追加に貢献した施策を知りたい方

2.これまでの課題

株式会社ホワイトプラスの事業内容と、ご担当業務について教えてください。

当社は2009年の設立以来、「新しい日常をつくる」というビジョンのもと、テクノロジーと生活サービスを掛け合わせた事業を展開しています。メイン事業である宅配クリーニングサービス「リネット」では、衣類を中心に、布団・靴・カバンのクリーニングや保管サービス、リユース事業まで幅広く対応しています。テクノロジーを活用して日常の手間を減らし、お客様の暮らしをより豊かにするサービスの提供を目指しています。その中で私はマーケティング部に所属し、新規顧客の獲得をミッションにしています。認知拡大から最終的な獲得(CV)に至るまで、一連のプロモーション全体の戦略立案から実行までを網羅的に担当しています。

導入前の計測環境では、どのような課題がありましたか?

主に2つの課題がありました。

1つ目は、広告単位で「どの広告が注文につながったのか」を把握しづらかったことです。
リネットでは、広告から一度「LINE公式アカウント」に友だち登録してもらい、その後メッセージ配信などを通じて注文に至るケースがあります。しかし、GA4では広告ごとに細かく計測設定を行う必要があり、「どの広告が注文に貢献したか」を把握することが困難でした。
そのため、「LINE登録は多いが注文につながっていない広告」と、「すぐには成果が出なくても、後から注文に貢献している広告」の区別がつかず、広告媒体のCPAだけでは広告の本当の価値を評価できない状態でした。

2つ目は、オンライン施策とオフライン施策を横断して評価できていなかったことです。
ポスティングチラシや同梱チラシなどのオフライン施策も実施していましたが、Web広告と横並びで売上貢献度を可視化できず、全体最適の予算配分に悩んでいました。
特にクリーニングの繁忙期は、スピード感のある追加投資の判断が求められます。しかし、「この広告が本当に売上にこれだけ貢献している」という確かなデータ(根拠)を社内に説明しきれず、投資の意思決定に迷いが生じていました。

3.アドエビスを導入したことによる変化と活用

アドエビスを選んでいただいた決め手を教えてください。

実は前職でアドエビスを活用していた経験があり、「広告単位での正確な計測」や「オンライン・オフライン施策を横断した分析」ができることを知っていました。広告運用において"どの施策が本当に売上につながっているのか"を正しく見極めることは不可欠です。そのためアドエビスの計測精度や分析のしやすさには、以前から信頼感を持っていました。

当社が抱えていた課題に対して、アドエビスであれば以下の2点を実現できると考えたことが導入の決め手になりました。

①『媒体シンク機能』による計測設定の自動化
広告媒体の情報を自動連携できるため、ボトルネックだった「広告単位の細かい計測設定」の手間がなくなります。

② QRコードを活用した、オンライン・オフライン施策の横断計測
チラシに計測用URLのQRコードを仕込むことで、オフライン施策もWeb広告と「同じ条件・同じ管理画面」で計測可能になります。

QRコードの読み取りを計測する方法

単に「コンバージョンの数字を見る」だけではなく、「どの広告・施策が、最終的な注文に貢献したのか」まで分析できる点に、大きな価値を感じていました。

日々の業務でどのようにアドエビスを活用されていますか?

週次および隔週のサイクルで、アドエビス管理画面の『期間分析』や『詳細分析』画面を確認し、広告ごとの成果把握や評価、改善サイクルを回しています。
具体的には、広告媒体の管理画面上に表示されるコンバージョンは、あくまで「LINE友だち追加ボタンのクリック数」です。そのため、アドエビスで計測した「実際の注文数」を広告単位で突き合わせて分析しています。広告やクリエイティブごとに、「注文数のCPA」の良し悪しを判断する上で、アドエビスは欠かせない存在になっています。

ブラウザをまたいだ行動を可視化する『AI推定クロスデバイス分析機能』

実は、導入当初はそこまで意識していなかったものの、今では広告評価(特にSNS広告)に必要不可欠になっているのが『AI推定クロスデバイス分析機能』です。当社サービスでは、SNS広告のクリック、LINE友だち追加、注文完了が、それぞれ別のブラウザで行われるケースがあります。そのため、従来のCookieベースの計測では、正しくコンバージョンを把握することができませんでした。

そこでアドエビスの『AI推定クロスデバイス分析機能』を活用したところ、時期や広告媒体などによっても変わりますが、可視化できたコンバージョンの数が、従来比で約5倍にまで拡大しました。この数値は社内の実際の注文データとほぼ一致しており、非常に精度の高いデータとして、自信を持って日々の投資判断に活用しています。

AI推定クロスデバイス分析機能とは

表面的な数字にとらわれず、広告クリエイティブの本当の成果を可視化

アドエビスを使って広告クリエイティブの「勝ち負け」分析を行いました。複数の切り口でクリエイティブを制作・配信していましたが、広告媒体の管理画面上の一部指標だけでは、クリエイティブごとの成果差を判断しづらい状況がありました。

アドエビスで広告ごとの注文CPAを確認したところ、媒体管理画面上の一部指標だけでは見えづらかった、最終的な注文貢献の差を把握することができました。

その結果、注文CPAが良好な訴求軸を特定できたため、以降はクリエイティブの構成や訴求内容をその方向性に寄せて量産・横展開しました。表面的な数字にとらわれず、広告単位で注文CPAを把握して改善サイクルを高速で回せたのは、まさにアドエビスのおかげだと感じています。もちろんAI推定クロスデバイス分析機能のコンバージョン数を活用しています。

アドエビス導入後、どのような変化がありましたか?

CPAを維持したまま、SNS広告の予算を約2.5倍へと大幅に拡大できたことです。
一般的に、広告予算を2倍以上に拡大すれば、CPAは高騰していくものです。しかし当社は、アドエビスによって「どのクリエイティブが本当に注文を生み出しているのか」を正確に計測できていました。そのため、成果の出ない無駄な広告への投資を抑えながら、成果の良いクリエイティブへ予算を集中投下できたのです。結果として、効率(CPA)を維持したまま、売上拡大に成功しました。

さらに、Web広告以外のオフライン施策(チラシなど)においても、データに基づいた確かな投資判断ができるようになりました。

たとえば、チラシの施策の実施を検討する際、過去キャンペーンの獲得状況や注文後の動向まで含めてアドエビス上で確認することで、表面的な注文数だけではなく、最終的な費用対効果を踏まえて判断できるようになりました。

その結果、施策ごとの成果をより正確に把握し、実施有無や予算配分の意思決定に活用できています。

今後の展望を教えてください。

今後は、CPA最適化だけにとどまらず、アドエビスに蓄積された注文情報と当社のデータベースをより強固に突合させ、「LTV(顧客生涯価値)の高いユーザーが、どの媒体やクリエイティブから流入しているのか」までを突き止め、より中長期的な分析に注力したいと考えています。
また、単に「数字の良し悪し」で終わらせるのではなく、「なぜこのクリエイティブは成果につながったのか」を組織として言語化し、クリエイティブ制作における再現性をさらに引き上げていくことが次の挑戦になります。

4.おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回は宅配クリーニング「リネット」様での、従来の計測では見えなかった成果を可視化し、オンライン・オフラインを横断した分析によって予算の最適化を実現した事例をご紹介しました。

アドエビスの「AI推定クロスデバイス分析機能」などを活用して、表面的なコンバージョン数にとらわれず“本当に注文を生み出している広告”を正しく見極めることが、CPAを維持したまま一部チャネルの広告予算を2.5倍に拡大するという大きな飛躍に繋がったことがお分かりいただけたかと思います。また、QRコードを活用したオフライン施策の投資判断を下せるようになった点も大きなポイントです。

SNS広告の評価やオフライン施策との統合評価にお悩みの方にとって、非常に参考になる内容だったのではないでしょうか。「自社でもこのような分析や予算の最適化を実践してみたい」と思われた方は、ぜひお気軽にカスタマーサクセス(adebis_success@ebis.ne.jp)までご相談ください。

株式会社ホワイトプラス

https://www.wh-plus.co.jp/

Cマーケティング部 プロダクトマーケティンググループ
小西 ひかり 様

広告代理店で6年のキャリアを積み、フロント業務から運用、マネジメントまで一気通貫で経験。
「広告の枠を超え、マーケティング全体を設計したい」という想いで2023年10月にホワイトプラスへ入社。現在は認知から獲得までのプロモーション立案、クリエイティブ企画、代理店ディレクションに従事。

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